身体因性うつ

身体因性のうつには、脳血管障害に伴う抑うつ状態(Vascular Depression)、脳梗塞後に発症する脳卒中後抑鬱(Poststroke Depression)のほか、ウイルス性肝炎などの治療薬であるインターフェロンの副作用によって抑うつ状態になるもの、甲状腺機能低下に伴って抑鬱状態になるものなどがあります。


これは、病気など身体的なものを発症の原因とする「うつ病」です。
病態のある箇所によって、以下のように「器質性うつ病」と「症状性うつ病」に細分化されています。

・器質性うつ病
脳にある病気を原因とする「うつ病」です。

例えば、脳腫瘍、頭部外傷による後遺症、認知症、動脈硬化、てんかん、などを原因とします。

・症状性うつ病
脳以外の身体にある病気を原因とする「うつ病」です。
例えば、糖尿病、慢性腎不全、重症貧血、パーキンソン病、消化性潰瘍、インフルエンザ、慢性関節リウマチ、などを原因とします。

・その他、薬剤を原因とする「うつ病」
さまざまな疾患に対して処方される薬剤が、その副作用として「うつ病」を引き起こす場合があります。
例えば、降圧剤、ステロイド剤、排卵抑制剤、各種痛み止め、抗生物質、強心剤、抗がん剤、向精神薬などの薬剤を原因とします。


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